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最新記事【2007年03月02日】

黒酢にはアミノ酸など多くのミネラルが含まれており、そのために健康に効果がありますし、除菌効果があるなど他にもいろいろ効果があります。

またペットにも効果があり、いろいろな使い方ができます。

例えばトイレトレーニングのときに失敗したら、その場所を黒酢で拭くと臭い消しの効果があります。
また黒酢で拭いたことで、黒酢の臭いでそこがいやな場所になるそうです。

他にも噛み付いたり、悪いことをしたときにしかると同時に黒酢をなめさせると、それもペットにとっていやなことなので、噛み付きや悪いことをしなくなります。

また40年以上も前に出版されった、アメリカバーモント州のジャービス医師の本には、狩猟犬にりんご酢を混ぜた水を与えると、狩の間犬が元気だったと書かれています。

つまりペットにも黒酢はさまざまな利用ができ、効果が期待できます。

黒酢を使った料理を鉄製のフライパンなどの調理具で調理すると、鉄が溶け出してしまいます。
しかしこの鉄製の調理具が溶け出すのは、どんな料理をしても溶け出しますし、それによって鉄分の摂取になるということで、心配することはありません。

むしろ鉄分の摂取のために鉄製の調理器具を使うほうがいいとも言われています。
最近フッ素加工の調理器具がありますが、これももし溶け出たとしても、体内にとりこまれることなく、
排出されますから特に心配することはありません。

またステンレスのボールなどで黒酢を使った酢の物などを調理すると、ステンレスがとけるといわれますが、長時間ステンレスのボールに黒酢を使った料理が入っていれば、金属が溶けることがありますが、
普通に調理するぐらいの時間なら問題はありません。

いずれにしても日常の料理をしている分には、黒酢によって調理具が溶けることは、まずないといえます。

食事をしていて魚の骨がのどに刺さることがあります。
このときに黒酢でうがいをすると魚の骨が解ける効果があるといわれていますが、本当でしょうか。

確かに黒酢には、料理で魚をつけておくと骨が柔らかする効果があります。
それは黒酢の酸によって骨のカルシウムが溶けていくからです。

でも魚の骨が解けるには長時間つけておく必要があります。
のどに刺さった魚の骨をとるために黒酢でうがいをしても、何十分もできません。
ですからのどに刺さった魚の骨が溶けるほど黒酢でうがいをすることは、まず無理といえます。

その上もしのどに刺さった魚の骨が溶けるほどうがいができたとしても、それと同時にカルシウムでできている歯も溶けてしまいます。
このことからも黒酢でのどに刺さった魚の骨をとるということは、しないほうがいいでしょう。

黒酢など酢は、穀類または果実などと水に菌を加えるとでき、黒酢だと熟成させるという工程がいります。

そしてその菌は自然界にあります。
同じ材料を使い同じ工程で作ると同じ味のものが作られるはずですが、実際は、同じ味にはなりません。
それは自然界にある菌は、場所や環境で変化するからです。

適応能力が高い菌ですから、場所が違うと菌が変化しており、味がかわってしまいます。
そしてたとえもともと同じところの菌だとしても長年違う環境臭いておくと、環境に適応しながら世代交代を繰り返しているので、長年のうちには変化しています。

そのうえ市販されている黒酢など酢は、作っている会社ごとに使っている材料が違いますから、当然菌が違うだけよりももっと味が変わってきます。
さらに時代が変わっても、人の好みが違うので、日本で江戸時代に作られていた酢と現代の酢では、味が違うといわれています。

黒酢など酢を作っている「マルカン酢株式会社」では、アメリカに工場を持っています。

「マルカン酢株式会社」は、1970年代にアメリカに進出ました。
これはもともとビンで液体のまま輸出していた方法から、タンクローリーで運び、アメリカでビンに詰め替えるという方法をとり、その後アメリカに工場を作ったという経過がありました。

そのような経過をたどったのには、そのころおきていた円高の影響がありました。
輸出すると円高の影響を大きく受けてしまうので、いっそアメリカ米を使って作るほうが安く販売できるからです。

アメリカの最初の工場にも日本から菌を持っていき、酢を作ったようですが、その菌もアメリカの風土に合うように変化していったのです。
いくら当時の菌から変化した菌といえど、現代の「マルカン酢株式会社」のアメリカ産の黒酢など酢は、同じ「マルカン酢株式会社」の日本産の味とはまったく違うといわれています。

それほど黒酢など酢を作る菌は、適応能力が高いともいえます。

黒酢などの酢にはどのような歴史があるのでしょうか。

まず、酢に関する歴史の中で、酢はどこで、いつから作られ始めたかという疑問があります。
よく酢はアジアのものと思われがちですが、実は酢は紀元前5000年前のバビロニアから作り始まりました。
その酢は、アルコールが酢酸菌によって発酵してできたものでした。

つまり古代で作られていたアルコールといえば果実酒、つまりワインです。
そのワインが発酵して酢ができたのです。

このことからわかるように、酢は人間と長い付き合いの歴史があります。
では日本ではどうかというと、果実酒は縄文時代前期から作られていたようですが、発酵させるということはしていませんでした。

日本で酢が作られるようになったのは、仏教伝来とともに酢を作る職人が渡来した奈良時代からだといわれています。
この日本の酢も奈良時代から作られていたということでかなりの歴史があります。

黒酢など酢の歴史は、紀元前にさかのぼります。
あの旧約聖書にも酢は飲み物として記述されているほど歴史があるものです。

古代の人たちも酢の効果に気づいていたということに驚かされます。
例えば古代ギリシャの医師の祖といわれるヒポクラテスは、酢の抗菌作用に注目して呼吸器病や皮膚病の治療に酢を利用し、病み上がりの病人には酢を摂るように勧めていたといわれています。
そのほかにも中耳炎や咳止めとしても利用されていたという記録も残っています。

また古代エジプトのクレオパトラも美容のために酢を愛用したとも言われています。
そして中国では、周の時代に漢方薬として使われていたということからも、酢の効果を上手に使っていたということがわかります
しかし古代は、一部の上流階級の人しか酢は利用できない高級なものだったようです。

黒酢など酢はアルコールが発酵してできたといわれています。
そしてその酢は塩の次に、古い調味料だと食の歴史ではいわれています。

それを示すように、紀元前3000年ごろの古代エジプトでは、ビールを作るときの副産物として
酢を作り、それを商売にしていたといわれています。

また酢を使ったものでピクルスがありますが、これも古くからある食文化で、紀元前2000年ごろに始まった歴史のある食品といわれています。
そのピクルスは、現代とほとんど同じ作り方で、野菜をスパイスやハーブと一緒に酢に漬けておくというものです。

また14世紀になると、ヨーロッパで野菜と生の油を混ぜ酢と塩をかけて食べる、
今のドレッシングが作られました。
このように世界の食の歴史に古くから酢は登場しています。

日本の黒酢などの酢の歴史は、5世紀に中国から醸造技術が伝わったときからといわれています。
中国から技術者とともに入ってきた酢は、奈良時代には醸造が盛んになり、朝廷は、税として徴収するほどでした。

鎌倉時代には、魚介類を細くきって酢に漬ける「ナマス」が作られるようになり、室町時代になると、刺身用に魚の種類ごとにあわせ酢が作られるほど、酢は調味料の主流となりました。

また江戸時代には、食文化の代表格のすしを生み出す重要な役割を果たすことになります。
しかし大正時代になると石油や石灰石などから化学的に合成された氷酢酸を使った合成酢が作られるようになり、さらに戦時中・戦後にはその合成酢が主流となっていきました。

でも昭和45年から氷酢酸を使用した酢は合成酢と表記義務ができてからは、需要がなくなり、現在ではほとんど目にすることはありません。

黒酢の歴史は、中国にあります。

その黒酢は日本には中国から入ってきました。
その中国では、黒酢といえば香醋が有名で、もち米と麦胚芽などを原料にして作られます。

つまり100%天然の穀物から作られているのが香醋です。
この香醋の歴史は、3000年以上あります。

そして中国の伝統的な製法の、かめのようなものに入れて自然発酵させてつくられています。
それはずっと受け継がれていて、それだけでも歴史を感じます。
その期間は、数ヶ月から数年もかけて熟成させます。
すると普通の日本のお酢と違い原料にもち米を使い、刺激的なすっぱさではなくまろやかな酸味があります。

また名前にもあるとおり香りがいいのが特徴です。
歴史的にも古来の宮廷への献上品となったりしている香醋もあります。
香醋は製造だけでも時間がかかり、それだけでも歴史を感じます。

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